産休・育休中はリスキリングのチャンス!中でも英語の勉強が最適な理由

英語学習

この記事に興味を持って頂いたあなたは、今まさに産休・育休中、もしくはもうすぐ産休を迎える、といったところでしょうか?

いずれにしても、ご懐妊、出産おめでとうございます。

赤ちゃんは可愛いし、成長度合いは目をみはるばかり。

ですが、不安なこともあったり、気の休まる暇がないですよね。

空き時間はぜひゆっくり休んで、自分の好きなことに時間を使って欲しいです。

ところで、妊娠・出産を通じて自分のキャリアについて再考する場合もあるのではないでしょうか?

今後は子供に多くのお金がかかるし、今までのように仕事に全力投球する時間もなくなる。

そこで、最近耳にする「リスキリング」という言葉が気になってきます。

リスキリングとは、新たな分野や職務にて新しいスキルを習得することを指す用語です。業構造の変化や人材不足、人的資本経営へのシフトや自律的なキャリア形成など、ビジネス環境が変化したことによりリスキリングの注目度が高まってきました。

引用元:【事例あり】リスキリングとは?定義から導入時のポイントまで徹底解説 https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/8287/

スキルを身につければ、キャリアの選択肢が広がり、今までより少ない時間でもっと稼ぐことが期待できます。

体調などに余裕があることが前提ですが、産休・育休中はリスキリングのチャンス!

ただ、リスキリングといっても、どんな分野を選べばいいか迷いますよね

私は産休中から、英語、ライティング、簿記などの勉強を進めてきましたが、途中で考え方を変えて、

産休後半〜子供が6ヶ月までは英語の勉強に絞りました。

英語の勉強は産休・育休中のリスキリングとしてかなり有効だと実感します。

今回は、個人的な経験を振り返りながら「産休中・育休中のリスキリングとして英語の勉強がおすすめな理由」をお伝えします。

産休・育休中のリスキリングに英語がおすすめな理由

日常がすべて学びになる

当たり前のことですが、英語圏の人も我々と同じような生活を送り、過ごしています。

多少の(?)文化の違いはありますが、人間としての根本は同じ。

生まれて、食べて、眠って、働いて、遊んで、恋をして、結婚、出産、子育て、老後…。

みなさん人間としては大体同じようなことに悩み、考えています。

そのため、あなたが今考えてること、悩んでいることは、すべて英語に翻訳できます

当たり前だと思うかもしれませんが、「勉強」という観点から見ると、結構すごいことです!

他の勉強、例えば簿記などは、仕事で実践ができるものの、日常ではあまり使う場面がありません。勉強の時間と、それ以外の時間が明確に分かれているかと思います。

ところが英語など言葉の勉強に関しては、机に向かう以外の時間もすべて勉強時間になる可能性を秘めているのです。

これは、子育てでなかなか落ち着ける時間がないママさんには嬉しいことです。

身近な疑問を英語で調べたり、自分の考えを英訳してChatGPTに添削してもらったりすることで、「勉強」という堅苦しいイメージがなく、自然な気持ちで英語を勉強することができます。

身近な疑問を英語で調べることについて、以下の関連記事も書いているのでぜひ読んでみてください!

関連記事: 【英語多読】無料で多読し放題!お気に入りの英文サイトの見つけ方

子どもと一緒に勉強できる

最近は、幼児英語教育で0歳から英語を学べるコンテンツもありますよね!

私自身の考えとしては、子どもには第一言語としての母語を大事にしてほしいです。なので、そこまで英語漬けにはしたくないというのが本音。

ですが、「一緒に楽しく学ぶ!」なら、アリだと思っています。

英語の絵本を読んだり、歌を歌ったりしてあげていると、1歳の息子は心なしか喜んでるような気がします。いつもと違う音が面白いのかもしれないですね〜。

また、絵本や歌は子ども向けでもあなどれず、未知の単語も結構あります。

親が単語を調べている姿を見せるのも、のちのちの子どもへの教育になるかもしれません。

「子どもと一緒に学べる」のは、英語ならではのメリットですね。

TOEICを通じて会社感覚を保つことができる

特にオフィスワークをされていた方は、育児と仕事で全く別の能力を働かせる必要があります。

そのため、育休中に復職を考える際、「仕事のことを忘れてしまったんじゃないか…?」「凡ミスばかりしてしまうのではないか?」と不安になることもあるかと思います。

もし英語を勉強していて、そのような不安があるならば、TOEICをおすすめしたいです。

なぜなら、TOEICで出てくる話題は「会社あるある」に溢れているからです。

例えば、会議室の場所どこだっけ?とか、今度のイベントのお昼の出前手配した?…など、「ビジネス」よりもっと手前の、会社で問題なく過ごすのに必要な英語を学ぶことになります。

私は産休中にTOEICを勉強して、登場人物に感情移入しておりました。

「この人、すごい仕事パツパツだけど、大丈夫かな…?」「予定表見ずに聞いてくる人、うちの会社にもいたなあ」とか、正誤に関係ないところまで気にしてました(笑)

この「会社あるある」感は、産休中に「仕事から離れている」という不安を軽減してくれました。

産休・育休中も会社感覚を留めておけるのは安心材料になりますよね。

TOEICに関する具体的な勉強は以下の関連記事をご参照くださると嬉しいです。

関連記事:産後6ヶ月目にTOEIC905点を取った勉強法

今までの経歴にプラスできる

どの資格にでも言えることですが、今までの経歴に資格が加わると、キャリアに箔がつきますよね!

特に英語の資格は、どの職種とも相性がよいのが良いところ。

例えば…

事務+英語=英文事務

営業+英語=海外営業

接客+英語=海外のお客様対応

今までやっていたお仕事+英語で、お仕事の幅が大きく広がります!

英語に苦手意識がある人は多いので、英語対応ができるというだけで貴重な人材になれるかも!?

育児中に稼働時間が短くなっても、より高単価の報酬が確保できると安心ですよね。

私自身は、産休中にTOEIC905点を取得し、フリーランスで英文リサーチのお仕事を受けることができました。その体験について、所属組織で執筆した記事があるのでよかったら読んでみてください。

関連記事:https://kurashigoto.me/column/post-19509/

おわりに〜あくまでも自分のため〜

産休・育休中は「赤ちゃんを育てる」ことが最優先される時期。

赤ちゃんの育ち方、お母さんの状況は十人十色かと思います。

勉強ができてないからって、落ち込むこともないし、

他の人は、勉強してるのに…と焦る必要もありません。

ただ、勉強を始めてみると、それが育児中の癒しであることが感じられます。

まるで永遠のような日々が毎日続く赤ちゃんの時期。

赤ちゃんのおねんねの時間の休憩に、勉強を取り入れることで、

自分自身がちょっと進んでいることが実感でき、うれしくなります。

あくまでも自分のために、自分の好きなことを。

ぜひ気軽に始めてみられるといいかとおもいます!

一緒に、勉強しましょう♪

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