みなさんこんにちは。あゆこと申します。
英語学習の道中を楽しむため、今日も記事を読んでいきましょう!
今日は「CNN」から、旧正月についての記事を読んでいきたいと思います。以下の記事です。
The Year of the Rabbit: An illustrated guide to Lunar New Year
言わずと知れた大手ニュースサイト、CNN。時事ニュースはとっつきにくいと感じる方もいるかもしれませんが、実はアートや旅行、生活、健康に関することなど、身近な話題も取り扱っています。ぜひ、興味のありそうな話題を探してみてくださいね。
今回は、旧正月についての記事を読みました。日本にとっては近隣の大国なのに、多くのことは知らない旧正月、英語圏の方からみたらなおさら未知のものでしょう。未知だからこそわかりやすく驚きを持って書かれています。
単語
記事中で調べた単語をまとめました。
単語を気にせずスラスラ読みたい方、記憶に焼き付けるため、「これでもか!」ってぐらい調べてるので、ぜひ参考にしてください。
newbie
(名詞)新米ユーザー、新入り
informal someone who has just started doing something, especially using the Internet or computers
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
何かを新しく始めた人のくだけた呼び方です。
英英辞書には「特にインターネットやコンピューターの分野で」とありますが、実際の使用例は多岐にわたっているようです。
本記事中でも、「旧正月のnewbie」とあるので、元々はIT分野の表現だったのが、フランクな表現として広まっていったのだと思います。
ちなみに、newbieを探してたら可愛い赤ちゃん服のサイトをみつけました。
赤ちゃんはこの世界のnewbieですもんね(笑)
ferocious
(形容詞)残忍な、どう猛な
1 violent, dangerous, and frightening
2 very strong, severe, and unpleasant
3 3 relating to an emotion that is felt very strongly
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
動物、人、天気、など激しくて強くて危険なものに使えます。
ferocious animal 猛獣
InstagramやTwitterでferociousを調べると、圧倒的動物率の高さ!
意外にも!(?)愛くるしい動物ばかりでした。例えばこのワンちゃんとか!
一番最後のハッシュタグが、#ferociousでした!
この獰猛さんめ〜w、みたいな感じでしょうか。
unscathed
無傷の、傷を受けていない(名詞の前には置けない形容動詞)
not injured or harmed by something
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
unとか過去分詞とかついてる単語を見ると、丸裸にしたくなりますね。私だけでしょうか?
ありました!古い単語のようですが、scathe:(動詞)酷評する、<詩>傷つける、(古)傷
ですが、今はunscathedの方がよく使われているようです。
escape unscathed(無傷で逃げる)など、
Twitterでは、go through unscathed、などがよく使われていました。
impending
(形容詞)切迫した、差し迫った
an impending event or situation, especially an unpleasant one, is going to happen very soon
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
「良くないこと」と書かれており、実際、impending fracture(切迫骨折)、impending hurricane(迫り来るハリケーン)、などの例文もありましたが、
impending marriage (差し迫った結婚)の表現があり、「大丈夫?マリッジブルーかな?考え直した方がいいのでは…」と心配してしまい、instagramで#impendingmarriageを検索して見たら
幸せそうな写真が!
impendingは、良いことにも使えることを理解しました(笑)
doom
(名)破滅、運命、凶運、死
something very bad that is going to happen, or the fact that it is going to happen
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
起こりそうなものすごい悪いこと、という感じでしょうか。
文中では、前述のimpendingと合わせて、impending doom(差し迫った破滅)のように使われてました。
auspicious
(形容詞)幸先の良い、縁起の良い
suggesting a positive and successful future
Cambridge dictionary
良いことが起こりそうな未来を示しているようです。
幸先の良い、という意味では”auspicious beginning/start”(幸先の良いスタート)という例文が多かったです。
The baseball season got off to an auspicious start with two good wins for the Tokyo Giants.
LONGMAN ENGLISH DICTIONARY
最初に良いスタートを切ったから、今シーズンは調子いいぞ!という期待は言語関係なくあるんですね。
また、「縁起のいい」で個人的に思い浮かぶのは「受験の時に食べるキットカット」です。
英語圏の人も、受験前にゲンを担いだりするのかな…と思い、Google先生の検索窓に”auspicious meal for exam”で入れて見たところ、トップヒットしたのが日本の”Shobumeshi”(勝負飯)を紹介するサイトでした。
普通に”lucky food”で伝わるみたいですね!
今回の旧正月を紹介する記事中では、日本のおせち料理の元になった中国の年末料理が紹介されていて、めでたいものと音が似てるから”auspicious”だと言われていました。
こういう、ダジャレっぽい縁起担ぎってアジア特有なんでしょうかね?
でも、英語圏にもダジャレはあるようですし…何かわかったらまた書きますね。
feast
(名)ごちそう
a special meal with very good food or a large meal for many people:
Cambridge Dictionary
美味しいものの写真がいっぱい見たい時は、インスタグラムで”#feastか、#feastagramと検索してみてください。
本来のfeastの意味である「大規模なごちそう!」なら#feast、「大規模ではないけど、美味しそうなもの!」なら#feastagramが多い印象でした。
#feastで多かった投稿
#feastagramで多かった投稿
どっちも美味しそうではあるんですが、#feastagramの方がより気軽に投稿できそうです!
要約
旧正月(Lunar New Year)の伝説
新年の前日に起こった謎の老人と伝説の怪物Nian(中国語で「年」と同じ音)の話が元になっている。村に毎年現れているNianを村人は恐れていたが、老人は「赤い服」「爆竹」「扉の赤いお札」でNianを怖がらせて追い払ったのだ。それが今日まで伝承され、人々は赤い下着を着て、爆竹や花火を鳴らし、扉に縁起のいい言葉を書いて新年を迎える。
新年を迎えるまで
楽しい一方で新年を迎えるまでは忙しい。旧正月の前週から、新年の前日の食事を作り始め、扉のお札などの家の飾り付けをし、大掃除をする。
新年の前日
新年の前日には、ご馳走を食べる。それぞれの料理に縁起のいい意味が込められている。例えばYuという「余剰」を表す魚や、「長生き」を表す細長い麺など。
新年
新年は近親者や友人を訪問する。贈り物や果物を持って訪問して会話をかわし、もてなされる。また、既婚者は、年少の子供達や未婚の若者に赤い封筒でお金を包む必要がある。
新年3日目(chi-kou/赤口)
この日は、口論が起こりやすい日だと信じられているので、人との交流を避けて寺を訪問する。
新年7日目
中国神話の女神「Nuwa」が、人類を作ったとされる日。人々の誕生日として、中国だけではなくアジア各地でご馳走がふるまわれる。
新年15日目(旧正月最終日)
旧正月、そして「春節」の一番盛り上がる時。正月の中で、この日だけは若い女性がランタンを見に行ってボーイフレンドと外出することが許されており、時期的にもバレンタインデーと重なる。
感想
今まで知らなかったのが悔やまれるぐらい興味深い記事でした。
Nianを追い払うというファンタジックなところから新年行事が生まれた話、とても好きです。
お正月行事は日本人特有だと思ってたのですが、「大掃除」「縁起のいい食事」「年越しそば」「お年玉」などのルーツがたくさん旧正月につまってるんですね!まさか、大掃除もだとは….!
私は自分の国が大好きなので、日本には独自の文化があってそれを広めたい!という気持ちも大いにありますが、「中国の影響を受けたアジアの国の中の一つ」という視点で日本の文化を観察するのも、日本を深く知る術として必要だな〜と改めて思いました。
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